Apr 13, 2009

卒業旅行で、ショッピングを楽しみたいのなら、ベトナム

卒業旅行でどこに行くか、今悩み始める人も多いのではないでしょうか。ヨーロッパ、北アメリカ、東アジアも好きだけど、いつも少し違った旅をしたい方、ベトナムお勧めします。ベトナムは、卒業旅行先としても人気です。その理由は、ベトナムにはかわいい雑貨がいっぱい、ベトナム特有の陶磁器が人気です。
古墳を巡る国内旅行をすることはかなり楽しいです。古墳の位置まで足を運び、その歴史を学び、どのように古墳が作られたのか考えるのが楽しいです。国内旅行とも呼ばれ、古墳を巡るだけの旅行になることがあり、約私は1人だけの旅行になることがほとんどだが、1人だと思っても十分な時間を持っているので、むしろ楽しさ倍増してしまいますよね。
 巨大地震によって引き起こされた大津波が東日本の太平洋岸一帯を襲ったときから、ずっと気になっていた場所があった。13年前に今は亡き母と訪ねた福島県いわき市の塩屋埼(塩屋岬)だ。そこには亡き母との思い出が込められている。どんな被害を受け、その後どうなっているのか。ようやく7月中旬になって自分の目で確かめる機会を得た。

 海岸まで数キロの距離までくると、家々は全壊または半壊したままで、ゴーストタウンと化していた。人影が見えず、復旧は進んでいない−というよりも、作業さえほとんど行われていない。これはどういうわけだ…発生から4カ月以上もたっているのに。

 そんな風景の中、目指したのは、美空ひばりさんの遺影碑と塩屋岬を舞台にした彼女の名曲「みだれ髪」の歌碑だった。2つの碑は、以前のままの姿で残り、その先の高台には、母とこの地に立ったあの日と同じように塩屋埼灯台がそびえていた。

 ◆「みだれ髪」への思い

 昭和12年に仙台市で生まれた母は、同じ年生まれのひばりさんの大ファンだった。空襲に遭い、親兄弟とともに焼け野原をさまよった。同世代の母親はみな、そうかもしれないが、戦後の貧しい時代、子供に不自由させまいと自分は一切ぜいたくしなかった。同じ時代を歩んできたひばりさんは、母には心の支えだったのだろう。

 中でも62年12月、ひばりさんが約4カ月入院し、歌手生命の危機もささやかれた後の復帰第1作として発売された「みだれ髪」は最も好きな曲で、カラオケでいつも歌っていた。男に捨てられた女が塩屋岬を訪れ、沖へ向かう漁船に自分の未練を乗せて忘れようとする。が、同時に「ひとりぼっちにしないで」と願う。そんな微妙で複雑な女心を、歌った作品だ。

 ひばりさんは37年に俳優の小林旭さんと結婚したが2年で離婚した。家庭的な妻を望んだ小林さんに対し、ひばりさんが歌を捨てられなかったことが原因とされ、彼女は離婚後の記者会見で「芸を捨て、母を捨てることはできなかった」と語った。「みだれ髪」はひばりさんの小林さんへの思いを歌ったもの、といわれている。

 平成10年10月、実家の兵庫県太子町から上京してきた母を塩屋岬に連れて行くことを思い立った。親孝行らしいことをしたことがなかった私としては、せめてもの恩返しのつもりだった。私と母は岬に着くと、真っ先にひばりさんの遺影碑を見に行った。碑の前に立つと「みだれ髪」の曲が流れてくる。そうと知らぬ母を碑の前に促すと、スピーカーからひばりさんの歌声が流れた。母の目から涙があふれて止まらなかった。「連れてきてくれてありがとう。こんなうれしいことはないわ」

 その夜泊まった近くの温泉旅館のカラオケスナックで、母がいつものように「みだれ髪」を歌うと画面にひばりさんの映像が流れ、またまた母は大泣きしてしまった。

 ◆人影は見えず…

 母は19年8月9日、この世を去った。母がこの歌を好きだった本当の理由はわからない。同世代のひばりさんのつらい思いを共有していたのかもしれない。

 今回、13年前の母と同じように碑の前に立ってみたが、「みだれ髪」は流れてこなかった。津波でセンサーが壊れたのだろうか。青い空、照りつける太陽、誰一人いない静寂。立ちつくした私は、思わず目頭を押さえた。

 母との思い出の碑は残った。岬まで案内してくれたタクシー運転手の渡辺俊雄さん(63)は「すごい津波だったから、碑が壊れていてもおかしくないんだけど。ひばりさんが守ってくれたんだね」と語った。

 それでも、冒頭に書いたように現場の状況は復旧・復興というには程遠い。補正予算の規模が小さく、不十分であるうえ、特別立法がないために規制がいくつもかかり、国が業者の復旧作業を止めているのだという。

 しかし、その大きな要因は菅直人政権による政治空白にほかならない。建設関連会社の部長を務める友人は「政府がゴーサインを出せば、われわれはいつでも全力を挙げて復旧作業をやれるのに。この国の政治は一体どうなっているんだ!」と憤る。

 まるで、政権に忘れられてしまったかのような被災地。その悲しみを表すような「ひとりぼっちにしないで」というひばりさんの歌声が、岬に流れた気がした。母は今、東北の姿をどんな思いでみているだろうか。(高橋昌之)

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